名選手必ずしも名監督にあらず

低迷阪神は内紛秒読み…金本監督と選手に不穏ムード漂う（日刊ゲンダイDIGITAL） - Yahoo!ニュース

阪神タイガースが波に乗れない。

その原因がズバリ❗金本監督にある、というこの記事。

選手起用に信念がなく、感情的になりすぎるきらいがあるらしい！

彼は選手としては一流だった。しかし指導者としては不適任のようだ。

現役を離れたあとコーチ経験なく評論家で3年くらい？外から野球を見たくらいでは監督の器は出来ないのだろう。二軍監督やコーチなどで10年くらい指導者としての下積みを経れたらいまよりはまともな監督になったのかもしれない。

しかしいまだに日本のプロ野球界は、スターや名選手に(指導者としての下積みなく)監督をやらせる傾向があるのが大きな問題だと感じる❗巨人の高橋由伸監督然り。しかも、金本氏も由伸氏も現役では外野手だった。外野手は変な話、あまり試合に参加しない、というか、いろいろ考えなくていいポジションだから、いろいろ考えたり気を配らないといけない監督に基本的に向かない。

それでも、広島の緒方監督や、元ソフトバンクの秋山監督のような外野手出身が監督として成功してるのは二軍監督や、コーチなどを長く務めて指導者としての下積みを経験してるからこそ。「名選手必ずしも名監督にあらず」といいながら、落合博満氏のように名選手でありながら名監督にもなるような例もあるが、落合氏は現役のころからもし自分が監督なら、というようなことや野球そのものを深く追究していきそれなりな信念を形成したからこそ、名監督にもなり得たんだと思う。実際にはわからないが金本氏はあまり考えなくていい外野手だったことに加え、いずれ監督になることをあまり想定もしてなかったかもしれない。広島から阪神への移籍の経験でなお「外様」である自分に監督の役割がくることもないと想像したかもしれないし。

そんなこんなでこのままだと阪神タイガースは優勝はおろか、また暗黒期になる可能性がある。来季は去年まで二軍監督を務めた掛布雅之さんあたりに監督させた方がいいかもしれない。彼も名選手ではあったが。二軍で良き指導者でもあったし。